2025 年 12月 2日 (火)
ホーム社会「1時間前に来い」一方的に予約変更した美容室…韓国・断ると“クレーマー扱い”された女性の怒り

「1時間前に来い」一方的に予約変更した美容室…韓国・断ると“クレーマー扱い”された女性の怒り

JTBC「事件班長」の放送画面より

予約した時間を一方的に変更し、顧客が断ると「クレーマー扱い」したという美容室の対応に対して、視聴者や専門家から批判の声が上がっている。

11月24日放送のJTBC「事件班長」では、30代女性が週末に体験した美容室でのトラブルが紹介された。

女性はその日午後3時にパーマの予約をしていたが、予約後わずか30分で美容室から電話があり、「後の予約客の都合で2時までに来てほしい」と一方的に時間の前倒しを求められた。ちょうど昼食の予定があった女性は「予定を調整して連絡する」と伝えたが、結局スケジュールが合わず、すぐに「2時には行けない」と再連絡した。

すると美容室のスタッフは「ではカットだけにするか、それも無理なら施術はできない」と通告。実質的なキャンセルとなった。

納得がいかなかった女性は再び美容室に電話をかけ、「一方的に予約を変更した上、断ったらキャンセル扱いするのはどういうことか」と抗議。これに対してスタッフは「5時に別の予約があるから仕方がない。そちらの客が先に予約していた」と説明した。

しかし女性は「それなら最初から予約枠を閉じておくべきだ。こちらも調整しようとしていたのに、一方的に“来れなければ無理”というのは客に対する態度として問題があるのではないか」と反論。スタッフは「誰が来るか分からないのに予約を閉じられるわけがない」と逆に語気を強めた。

女性は「最初に予約した客に合わせて多少の変更を求めるのは理解できるが、『できないならキャンセル』と押し付けるのはあまりに理不尽。それなのに私がクレーマー扱いされた」と怒りを露わにした。

番組内でコメントしたヤン・ジヨル弁護士は「誰にとっても時間は貴重。特に週末のスケジュールを調整するのは簡単ではない。一方的に予定を変更されればその時間は無駄になる」と指摘。

韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)も「予約を入れたのに突然時間を変えてくれと言われたら不快になるのは当然。もし予約枠を閉じられなかったなら、『カットのみ可能』『1時間のみ施術可能』などの説明があれば、客の怒りも抑えられたはずだ」とコメントした。

(c)news1

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