2025 年 11月 30日 (日)
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韓国とトルコ、戦略的協力を強化へ…防衛・原発・バイオ・インフラ分野で接近

11月17日、韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領と妻キム・ヘギョン(金恵敬)氏(c)news1

韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領は11月24日(現地時間)、トルコの首都アンカラでエルドアン大統領と会談し、防衛産業や原子力発電、バイオ、インフラ、文化・教育など多分野において戦略的協力をさらに拡大していく方針を確認した。

両首脳はアンカラの大統領府で単独会談と拡大会談を開き、複数の分野に関する覚書(MOU)の署名式に立ち会った。その後の共同記者発表で、両国が「兄弟国」として包括的かつ互恵的な協力を推進していく姿勢を強調した。

イ・ジェミョン大統領は「2025年はトルコによる朝鮮戦争参戦75周年であり、私の大統領就任初年にあたる年に『兄弟の国』トルコを訪問できて意義深い」と述べたうえで、2012年に締結した「戦略的同伴者関係」に基づく協力が、政治・経済・文化・人的交流などのあらゆる分野で深化していると評価した。

共同記者発表には、防衛産業の共同生産・技術協力・訓練交流、原発事業支援、バイオ分野の血液製剤自給化、道路およびインフラ事業、再生可能エネルギーや人工知能(AI)など先端科学技術の協力、10年ぶりに再開する韓国・トルコ経済共同委員会、シリア難民への人道支援、文化・芸術・教育交流、参戦勇士とその家族への支援拡大などが盛り込まれた。

防衛分野では、両国が信頼関係のもとで「アルタイ戦車事業」などの成功事例を基に協力を深化させることで、平和と安全保障の強化に貢献するとした。原子力分野では、韓国企業が参加を目指すシノップ第2原発事業に関し、両政府が詳細な評価過程を支援し、韓国の技術力と安全な運営経験がトルコの原発開発に貢献できることを期待すると述べた。

また、バイオ分野では、トルコ政府が進める「血液製剤自給化事業」に、韓国のバイオ医薬品企業SKプラズマが参加することを歓迎した。道路インフラでは、「チャナッカレ大橋」や「ユーラシア海底トンネル」の建設などの実績を踏まえ、道路事業に関するMOUが締結された。

再生可能エネルギー分野では、風力発電企業間での協力合意が交わされ、民間レベルでの協力も進んでいることが紹介された。

さらに、10年ぶりに韓国・トルコ経済共同委員会を再開し、分野ごとの進捗状況を点検・履行する場とする方針も確認された。

国際問題については、韓国が中東問題におけるトルコの役割を評価し、トルコは朝鮮半島の平和定着に向けた韓国の立場を支持した。韓国は、トルコ国内に居住するシリア難民への人道支援も強化する。

文化・教育分野では、文化院や韓国人留学生支援を通じて交流を活性化し、今回の国賓訪問を機に締結された退役軍人支援のMOUを基に、参戦者の家族や遺族への支援も強化していく。

イ・ジェミョン大統領は「エルドアン大統領との会談で、両国の友情と戦略的協力が未来世代にも受け継がれることを確信した。韓国はトルコの兄弟国家として、今回の会談内容が着実に実行されるよう最大限努力する」と語った。

(c)news1

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