
韓国内通信3社の5G通信の平均ダウンロード速度が、日本、米国、日本、ドイツ、カナダ、ニュージーランド、フランス、オーストラリアの主要7カ国の平均と比べて約3.8倍速いことが明らかになった。韓国を除いた比較対象国の中で最も速かった米国と比べても、2倍以上速い水準である点が注目される。
韓国メガ・ニュース(MEGA News)のパク・スヒョン記者の取材によると、韓国通信事業者連合会(KTOA)が海外主要7カ国・8都市を対象に5Gのダウンロード速度を測定した結果、平均ダウンロード速度は268.01Mbpsだった。
一方、韓国内通信3社の昨年基準での平均ダウンロード速度は1,025.52Mbpsだった。
韓国に次いで速かったのは米国で、サンフランシスコでは501.05Mbps、ニューヨークでは447.14Mbpsを記録した。ニュージーランドのオークランドは287.57Mbpsでそれに続いた。フランス・パリ、日本・東京、ドイツ・フランクフルト、カナダ・トロント、オーストラリア・シドニーなどは、7カ国の平均速度にも及ばなかった。
5G通信の平均アップロード速度でも、韓国は昨年基準で90.12Mbpsを記録し、調査対象国の平均53.88Mbpsと比べて1.6倍以上速いことがわかった。さらに、5G通信における韓国内の平均遅延時間は20.01ミリ秒で、調査対象国平均の53.64ミリ秒の半分以下だった。
KTOAは「昨年と比べて調査対象国の5G品質は全体的に向上していたが、伝送速度、伝送成功率、遅延時間などのほとんどの項目で国内の移動通信サービスが優れていることが確認された。特に一部の海外都市の地下鉄区間では、正常なサービス利用が困難なほど品質が劣ると調査された」と説明した。
公共の場における無料Wi-Fiの調査でも、海外主要国と比較して国内のサービス品質が優れていることが確認された。
昨年基準で、韓国内の公共Wi-Fiの平均ダウンロード速度は463.55Mbpsで、調査対象国の平均48.26Mbpsと比べてはるかに高い水準だ。
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