
ソウル市瑞草区(ソチョグ)の飲食店で、客が置き忘れた私物を取り戻そうと鍵業者を呼んで定休日の店に侵入する事件が起きた。JTBC「事件班長」が11月17日報じた。
11月1日午後10時ごろ、焼き魚店に男女2人の客が来店。男性客がカバンを忘れて帰ってしまった。
店主は営業終了後も30分以上待っていたが取りに戻らなかったため、ドアに「月曜午後5時以降に取りに来てください」とメモを残して帰宅した。
その翌日の定休日、店へカバンを取りにきた客は鍵業者を手配して店の扉を開錠。業者には「自分はアルバイトで店主の連絡先が分からない」とうそをついていた。
警報が作動し、店主が駆けつけたのは、客がすでにカバンを持ち出した後だった。
客は「携帯が入っていたので待てなかった。なんとか寛大に」と訴えたが、店主は「明らかな不法侵入だ」と告訴の意向を示した。すると「許す気はないのか」と逆ギレしたという。
法曹関係者は「反省しても不法侵入や器物損壊の疑いがある。処罰は免れない」との見解を示している。
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