
韓国の人気グループ「BTS(防弾少年団)」メンバーのジンに、イベント中に強制的に頬へ口を押しつけたとして、ソウル東部地検はこのほど、日本人女性(50代)を強制わいせつ罪で起訴した。
検察によると、女性は2024年6月13日、ソウル市松坡区の蚕室室内体育館で、ジンの除隊後に開催されたファン限定「フリーハグ」イベントにおいて、ステージ上でジンに接近し、頬に強制的にキスに相当する身体接触をしたとされる。
この様子はファンが撮影した動画によってオンライン上で拡散し、一部のBTSファンが国民申聞鼓に「性暴力処罰法違反として処理すべきだ」と申告し、警察が捜査に着手していた。
警察は女性が海外居住者である点などから取り調べに時間を要すると判断し、2025年3月に一時的に捜査を中止した。しかしその後、この女性が韓国に再入国して自ら出頭したことから取り調べが再開され、検察に送られた。
検察は女性の行為が、ジン本人の意思に明確に反した身体接触であり、芸能イベントであっても法的責任を免れないと判断した。
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