
韓国のオンライン掲示板に10月28日、「出産祝いに100万ウォン(1ウォン=約0.11円)」というタイトルの書き込みがあった。生活が苦しいのに高額な出産祝いを贈ろうとする夫に疑問を感じる女性の投稿だ。
夫は長男で弟が一人おり、その妻は出産を約1か月後に控えている。ある日、夫が「来月は大きな出費がある。出産祝いとして100万ウォン包もうと思う」と切り出した。
弟夫婦が自分たちの出産祝いに贈ってくれたのは30万ウォンと花束。それに見合ったお祝いが礼儀のはずだ。だから女性は「50万ウォンでいいのでは」と提案した。だが夫は「一生に一度のことだから」と譲らない。
女性は「経済的に余裕があるなら夫の言う通りにしたい。でも100万ウォンって私が育児の合間にパートで稼ぐ1カ月分の給料だ。夫も腰痛に耐えながら家具の配送をしている」と語る。
一方、弟夫婦は2人とも薬剤師で、給与をもらいながら育児休暇を取れる恵まれた環境にある。しかも、弟の妻の実家は医者一家で裕福だ。女性は「私の心が狭いのか」と問いかけた。
この投稿に対し、ネットユーザーは「そんなに出産祝いに渡したら、100日祝いや初誕生日にいくら包むつもりなのか。先を考えた方がいい」「無理に見栄を張る必要はない」といったコメントを寄せた
一方で「手厚くしておけば、次回はこちらが助けてもらえるかもしれない」といった意見も見られた。
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