
韓国大田(テジョン)の大型飲食店で、中年の女性客が自分が注文ミスをしておきながら返金を要求し、断られると料理を床にぶちまける騒動を起こした。11月5日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が伝えた。
経営者によると、事件は今年4月28日午後3時半ごろに発生。一人で来店した中年女性が注文端末で温ミル麺(小麦粉ベースの麺類)1つと、温ミル麺とトンカツのセットメニュー2つを注文した。
さらにセットメニューのトンカツを「さつまいもトンカツ」と「ネギトンカツ」に変更。合計金額は3万9700ウォン(約4300円)だった。
料理が届くと、女性はアルバイトスタッフに「私が注文したものではない。返金して」と抗議。経営者はレシートを見せて「注文通りです。調理済みなので返金は難しいですが、お持ち帰りも可能です」と丁寧に案内した。
すると女性はレシートを床に投げ捨てて退店。しばらくして戻ってくるとテーブル上の温ミル麺を床にぶちまけた。「何をするんですか?警察に通報しますよ」と言うと「通報すればいいじゃない」と言い返したという。
実際に警察に通報すると、女性は車で逃げようとし、前に立ちはだかった経営者の足をひいた。
経営者は女性を業務妨害などで告訴。しかし、警察は「犯罪の故意性がない」として送致しない決定を下した。
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