
韓国・京畿道(キョンギド)のあるマンションで、軽自動車専用の駐車スペースに大型多目的スポーツ車(SUV)が無断で停められたことから住民同士のトラブルが発生し、インターネット上で大きな波紋を呼んでいる。
この問題は、11月4日にオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に投稿された「マンション駐車場の軽自動車区画をめぐるトラブル、皆さんの意見を聞きたい」というスレッドで明らかになった。
投稿者の住民(通報者)は「深夜に仕事を終えて帰宅し、軽自動車専用区画に駐車しようとしたが、SUVが2区画をまたいで停めていたため、やむなく外部駐車場に停めた」と状況を説明した。
通報者は現場の写真とともに、「こんな駐車の仕方では他の車がどうすればいいのか。最低限の公共マナーを守ってほしい」と苦言を呈するメッセージをSUVの運転者に送った。
しかし、SUVの運転者は「じゃあ軽自動車も一般区画に停めるな」と言い返し、「メッセージじゃなく電話してこい」と高圧的な態度を取ったという。
通報者が「このやり取りをネットに載せて他人の意見を聞きたい」と述べると、相手は「脅迫だ」と主張し、法的措置を示唆したとも伝えられた。
さらに通報者は「通話内容の録音もある」と明かし、「最初から素直に謝れば済むことだったのに、まるで人を挑発するような態度だった。同じマンションでこんな人に出くわすとは思わなかった」と憤った。
この投稿には多くのネットユーザーから共感と支持が寄せられ、「言葉が通じない相手にはネットでの共有が正解だ」「まさに迷惑者一人のせいで全体が不便になる」「軽自動車が一般区画に停めるなというのは意味不明」といった声が相次いだ。
一方で、「軽専用区画自体をなくすべきだ」「そもそも軽自動車区画は建設会社の形式的な対応ではないか」「うちのマンションは管理室が軽自動車を登録管理しているからトラブルがない」など、制度自体への疑問や提案も続出した。
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