
口輪もリードもつけずに犬2匹を散歩させていた韓国の男(76)が、市民を相次いで負傷させたとして動物保護法違反などの罪に問われ、罰金刑を言い渡された。
春川(チュンチョン)地裁は10月25日、動物保護法違反、暴行、過失傷害の罪に問われた男の被告に罰金500万ウォン(約53万円)の判決を下した。
判決によると、男は2024年9月12日、口輪とリードを着けずに雑種犬2匹を連れて春川市内の川沿いを自転車で散歩。その最中、犬が歩行者の43歳女性とその飼い犬に襲いかかり、女性と犬にけがをさせた。
男は逃げようとした際、自転車のハンドルをつかんで制止しようとする女性の指をひねって抵抗する暴行にも及んだ。
また、同年11月22日にも同じく春川市内の川沿いの遊歩道で、口輪・リードなしで犬2匹の散歩をし、散策していた28歳の会社員男性の右ふくらはぎと左膝をかんで全治2週間のけがを負わせた。
地裁は「被害の重大性を軽視できない」と述べた。
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