2026 年 2月 2日 (月)
ホームライフスタイル韓国・健康機能食品で「かゆみ・消化不良」など異常症状が急増…今年2500件超で過去最多

韓国・健康機能食品で「かゆみ・消化不良」など異常症状が急増…今年2500件超で過去最多

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韓国で健康機能食品の摂取によって消化不良やかゆみなどの異常症状を訴える事例が、2025年に入り9月までで2500件を超え、過去最多を記録した。前年から急増しており、健康機能食品全体に対する再評価の必要性が指摘されている。

食品医薬品安全処傘下の食品安全情報院が発表した「健康機能食品の異常事例通報状況」によると、2024年の異常事例は2316件で、2023年(1434件)と比べて61%の増加となった。2025年は、9月の時点ですでに2502件と前年の通報件数を超えており、2022年の1117件と比べても2倍以上に急増している。

具体的な症状別では、2025年9月現在で▽消化不良など:1618件▽かゆみなど:750件▽めまいなど:412件▽体重増加など:377件▽排尿困難:207件▽胸の圧迫感:191件▽口渇:96件――などが報告されている。ただ、異常が発生しても治療を受けなかったケースが63%(1587件)と最多であり、病院で治療を受けたのは262件、薬局利用は23件、情報が不明なものは630件であった。

商品分類別に見ると、最も多くの異常事例が報告されたのは「栄養補助用」製品で647件に上った。特に注目されているのが、体脂肪減少に効果があるとされる共役リノール酸で、2023年は通報がなかったものの、2024年には137件、2025年には9月までで53件が報告された。

また、プロバイオティクス(乳酸菌)関連の異常報告も急増している。ダイエット向け乳酸菌「Lactobacillus gasseri BNR17」に関する報告は、2023年の65件から2024年には317件、2025年は9月までに323件と増加を続けている。

更年期対策として用いられる乳酸菌「LactobacillusacidophilusYT1(HU038)」に関する報告も、2023年の2件から2024年には109件、2025年は64件となっている。

こうした状況を受けて、10月21日に開かれた国政監査の場で、オ・ユギョン食品医薬品安全処長は「健康機能食品の中でも乳酸菌に関する異常事例が特に多いと認識しており、再評価を進める時期に来ている」として、乳酸菌製品に対する再評価をする方針を示した。

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