
結婚を控えた韓国の女性が10月9日、オンラインコミュニティに「老後の準備ができていない義実家」というタイトルで投稿し、婚約者の母親に対する不安を打ち明けた。
女性の父は国立大学の元教授、母も公職に就いており、兄や姉の結婚時にはそれぞれ2億ウォン(約2140万円)を支援した。女性は「親は私にも同じくらい施してくれるだろうと考えている」と語る。
婚約者は家庭事情が対照的で、幼い頃に父が亡くなり、女手ひとつで育てられた。現在60代の母親は家も車も持たず、友人の食堂で働いている。
女性は「老後資金は数千万ウォン(数百万円)あるというが、正確には分からない。投資好きで、株や暗号資産で一もうけする夢ばかり見ている」と心配している。
婚約者自身も「親からは一切経済的支援を受けない」と明言。女性も「その分、老後に備えてくれた方が気が楽だ」と思いつつ「不安がぬぐえない。自分に背負いきれない現実が待っていたらどうしよう」と葛藤している。
この投稿に対し、ネットユーザーからは「無理のない範囲で覚悟が必要」「結婚は本人だけでなく家族との関係も避けられない」といった声が寄せられた。
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