
韓国の旅券(パスポート)の国際的な信用度、いわゆる「パスポート・パワー」が、5年連続で世界2位を維持した。一方で、かつて首位を誇ったアメリカは初めて10位圏外に後退した。
英コンサルティング企業ヘンリー&パートナーズが10月14日に発表した「ヘンリー・パスポート・インデックス2025」によると、韓国旅券は190カ国への無査証(ノービザ)入国が可能で、シンガポールに次いで世界第2位となった。
韓国は2014年に初めて3位にランクインして以来、着実に順位を上げ、2021年以降は2位を維持している。韓国の旅券でもビザが必要な国は、アフガニスタンやアルジェリア、ベナンなど36カ国にとどまる。
1位はシンガポールで、193カ国にビザなしで入国可能。2年連続で首位を守った。3位は189カ国に渡航できる日本で、2018年から首位を続けてきたが今年は順位を下げた。
これに、188カ国に渡航できるドイツ、イタリア、ルクセンブルク、スペイン、スイスが4位、187カ国のオーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、アイルランド、オランダが5位となった。
最下位はアフガニスタンで、24カ国へのビザなし入国にとどまり、世界で最も「行ける国」が少ない旅券となった。
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