2025 年 12月 13日 (土)
ホーム社会憂うつな秋夕連休…韓国・家庭内暴力通報12.7%増、交際暴力は21%増加

憂うつな秋夕連休…韓国・家庭内暴力通報12.7%増、交際暴力は21%増加

(c)news1/MONEYTODAY

2025年の秋夕連休期間中、韓国全体の警察への通報(112番)は前年より減少した一方で、家庭内暴力や児童虐待、交際暴力など「関係性犯罪」の通報は大幅に増加したことが分かった。

警察庁が10月9日に発表した「秋夕名節総合治安対策」結果によると、連休中の112番通報は前年同期比で4.4%減少した。出動要請は2.3%、秩序維持関連の通報は12.7%、災害・災難通報は8%減った。

一方で、犯罪関連通報は5.5%、交通通報は4.8%増加したほか、特に連休シーズンに増えがちな家庭内暴力は12.7%、児童虐待は14%、交際暴力(デートDV)は21%増加した。

警察はこの期間中、延べ29万4773人(1日平均約2万6800人)を治安現場に投入し、巡回警備を強化。また、犯罪・事故のリスクが高い全国4294か所の脆弱地域を事前点検して予防に努めた。

さらに、秋夕など連休時に増える傾向にある家庭内暴力やストーキングといった関係性犯罪に対しては事前に選別的対応を実施。被害者2万1199人を対象に一斉モニタリングを実施、このうち危険度の高い4776人に対して警察力を重点配備した。

また、交通状況に関しては、高速道路の1日平均通行量が572万5000台となり、前年(555万台)よりやや増加したが、大型事故は発生せず、交通状況は概ね安定していた。警察は帰省・帰京ラッシュが集中する地点を中心に流れをコントロールし、飲酒運転1832件、その他の交通違反7445件を摘発した。

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