2025 年 11月 24日 (月)
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韓国・国立中央博物館×HYBE×国立博物館文化財団…Kカルチャー世界発信へMOU締結

(左から)チョン・ヨンソク国立博物館文化財団社長、ユ・ホンジュン館長、パン・シヒョク議長=国立中央博物館提供(c)news1

韓国の国立中央博物館がグローバルエンターテインメント企業HYBE、国立博物館文化財団と手を組み、Kカルチャーの世界的な拡散に乗り出す。

国立中央博物館は10月2日、国立博物館文化財団、HYBEと「韓国文化遺産とKカルチャー拡散のための相互協力に関する覚書(MOU)」を締結した。今回の協約は、年間来館者500万人突破を控えた国立中央博物館とHYBEの連携により、韓国文化の国際的な広がりに寄与することを目的としている。

3者は今後、博物館文化商品ブランド「MU:DS」とHYBEアーティストのIPを掛け合わせた商品開発、HYBEのグローバル流通網を通じた海外展開、国立中央博物館所蔵品や関連コンテンツの広報協力などを推進する予定だ。

「MU:DS」は国立中央博物館の所蔵品を現代的に再解釈した文化商品ブランド。昨年は韓国のグループ「防弾少年団(BTS)」とコラボレーションした「タルマジュン(月を迎える)」シリーズで、反迦思惟像や白磁月壺など国宝級遺物をモチーフにした商品が国内外で注目を集めた。

ユ・ホンジュン館長は「Kカルチャーの根源でありインスピレーションの源泉である伝統文化を世界に広めることが博物館の重要な使命」と強調。「HYBEとの協力は、韓国文化遺産の美を世界に伝え、Kカルチャーの地平を広げる契機となる」と述べた。

HYBEのパン・シヒョク議長も「Kカルチャーの歴史とアイデンティティを象徴する国立中央博物館、そしてその価値を高める国立博物館文化財団と志を共にでき光栄だ」とし、「HYBEのインフラと力量を総動員し、文化的誇りを世界に発信していく」と語った。

チョン・ヨンソク国立博物館文化財団社長は「今回の協業を通じ、『MU:DS』がグローバル市場でより多くの人々に届くことを期待する」とし、「K文化遺産とKカルチャーが共に成長できるよう尽力する」と付け加えた。

(c)news1

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