
韓国・大田にある国家情報資源管理院で発生した火災で、政府が管理するオンラインサービスが大規模に麻痺したことを受け、イ・ジェミョン(李在明)大統領は9月28日、「政府の迅速なシステム復旧と稼働、そして国民の不便を最小限に抑えることに全力を尽くすよう」指示した。
韓国大統領室のカン・ユジョン(姜由楨)報道官によると、イ・ジェミョン大統領は午前、秘書室長、国家安保室長、主要な参謀らと共に、大田の国家情報資源管理院火災に関する緊急対策会議を約1時間にわたって開いた。
会議は国家危機管理センター長の報告をもとに進められ、イ・ジェミョン大統領は「国家の主要情報インフラの火災によって国民に大きな不安と不便を与えたことを憂慮しており、それに冷静に対応してくれている国民に感謝する」と述べたという。
さらに「火災による障害や復旧状況について、隠さず説明する情報共有体制を構築し、国民の疑問や困難を解消すべきだ」と強調した。政府システムの利用が円滑でないことで発生する不便を最小限に抑える対策を、万全に整えて案内するよう指示したという。
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