
韓国の50代女性が9月16日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で、元妻と一夜を過ごした上、店の女性従業員にまで言い寄る事実婚状態の夫との別れを考えていると明かした。
女性によると、夫は中学生の息子を持つ離婚歴のある男性で、息子の意向を尊重して婚姻届は出していない。
夫は何かにつけて女性を元妻と比較。夫が外泊した際、夫の携帯を確認し「あの日のことはハプニング。問題にしないで」というメッセージを見つけた。元妻と酒を飲み、一夜を共にしていたのだ。
夫は「息子の件で会った際に酔って過ちを犯した」と弁解。指輪を差し出して「息子が成人したら婚姻届を出す」と約束した。女性はもう一度だけ信用することにした。
その後、夫が仕事を辞め、2人で知人の飲食店を引き継いだ。ところが夫は飲食店経験のない40代主婦を従業員として採用し、不自然なくらい優しく接した。店の監視カメラを確認すると、夫は従業員に代わってキッチン業務や清掃を全部こなし、顔を近づけて口説いていた。
「別れたい。財産は半分に分けたい」と言うと、夫は「全部俺のものだ」と凶器を振りかざしたという。
ヤン・ジヨル弁護士は「単なる同居ではなく事実婚であり、家事労働を担った場合でも財産分与は相当部分認められる。財産分割だけでなく夫側の有責性に基づく慰謝料請求も十分可能だ」と指摘した。
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