
体外受精を8度繰り返した末に出産に成功した妻が別人のようになってしまった――。こんな韓国の男性の体験談がKBS Joy公式YouTubeチャンネルのウェブバラエティ番組「恋愛の干渉:男と女」で紹介された。
男性はもともとDINKs族(子どもを持たない夫婦志向)だったが、妻は子どもを強く望み、繰り返し体外受精に挑んだ。その強さに支えられ、男性自身も子どもを望むようになった。
しかし出産後、家庭の雰囲気は一変した。赤ん坊が夜泣きを繰り返し、妻は「狂いそうだ。つらい」と泣きわめく。男性が「君が望んで産んだんだろ」と心ない言葉を浴びせたことから激しい口論になり、妻が家を飛び出したこともある。
最近になって妻は「金持ちもいろいろだ」とか「出産したらやせなきゃダメなのか」と嫌みや悪口を繰り返すようになった。妊娠中に20キロ増量。産後も体重は減らず、SNSで見かける理想的な父親像やダイエットユーチューバー、さらには芸能人や友人をこきおろすようになったのだ。
周囲からは「産後うつの一種だから見守ればいい」と助言されたが、夫は「子どもの教育に悪影響が出るのでは」と懸念している。
番組でモデルのイ・ヘジュは「夫はできるだけ褒め、サポートし、自由な時間を与えるべきだ」と指摘。アナウンサーのキム・ミンジョンは「私たちはよくやっている、と声を掛け合うだけで救われることもある」と助言した。
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