
韓国のテレビ番組「探偵たちの営業秘密」で、体が不自由になった夫の介護人として前夫を家庭に招き入れ、不倫関係を続けていた妻の事例が紹介された。
依頼人の男性は交通事故で足が不自由になり、半日世話をしてくれる介護人を雇った。派遣されたのは30代半ばの体格の良い男性。以後、妻の様子が微妙に変化したのを感じた。
介護人は遠慮なく夫婦の寝室に出入りし、シャワー後にタオル1枚で姿を現すことも。妻の体に触れる場面もあり、不倫を疑った依頼人は探偵に監視を依頼したが、2人は心理的にひかれ合っているようだが不倫ではないと報告された。
夫は介護人を解雇したが、その後、妻が深夜に車の中で介護人と密会しているのを夫が目撃。妻は、介護人から「慰謝料を払え、さもなければ体で返せ」と脅されていたと主張した。
調査の結果、なんと介護人は妻の前夫だった。借金に苦しんで夜逃げしたが、再び現れ、同情した妻は金を渡していた。そして夫を欺いて不倫を重ねていたのだ。
妻は「かわいそうで断れなかった」と涙ながらに謝罪。番組でナム・ソンテ弁護士は「妻の行動は、自分が他人を救えると信じる『救済者コンプレックス』の一例だ」と述べた。
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