
韓国の自営業者向けオンラインコミュニティ「社長はつらいよ」にこのほど、「参鶏湯(サムゲタン)ノーショー、無料で近所に配りました」という投稿が掲載された。
投稿した飲食店経営者によると、9月9日午後に約58万ウォン(約6万円)相当の参鶏湯30人前とギョーザを注文した客が現れず、電話にも出なくなった。事前確認の連絡をしたら「すぐ行く」と答えたため、予約金も受け取らずに準備していた。
結局、予約者は時間を過ぎてから「事情ができた、行けない」と一方的にキャンセル。店主は「せっかく長時間かけて調理したのだから、捨てるより地域に配るほうが良い」と考え、近隣住民に無料で提供した。
これに地域の人々からは「必ず知人を連れてまた来る」「支援したいから口座番号を教えて」「次は会食で利用する」といった応援メッセージが殺到した。
飲食店のレビューにも「ノーショーに遭ったと聞き、子どもと来店した。親切に応対してくださり感謝」「臭みがなく濃厚なスープが絶品だった」など好意的な評価が相次いだ。
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