
ソウル市内の大規模マンションで、各世帯に設置されたスピーカーから突然、性描写の際の音声が流れる騒ぎがあった。JTBCの番組「事件班長」が取り上げたもので、管理事務所が謝罪したが、住民は激怒している。
事件が起きたのは9月8日午後7時半ごろ。マンションの各世帯に備え付けられたスピーカーから、成人向け映画のような音声が10〜15秒間にわたって流された。
驚いた住民たちは管理事務所に抗議。緊急に開かれた会合で、管理所長は謝罪文を発表し、「このような不祥事が起きてしまい、深くおわび申し上げる」と頭を下げた。
管理事務所側は「定時放送の終了後、放送システムを切る前に、当直職員がパソコンで映画の予告編を視聴した。その音声がスピーカーに流れてしまった」と説明した。
しかし、住民側は「予告編のようなナレーションや音楽はなかった。成人映画を視聴しているような音声だった」と反論した。
管理事務所は謝罪を重ねた上で「今回のような事故を再発させないよう、全容を徹底的に調査し、対応策を講じる」との意向を示した。
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