ステランティス・コリア(Stellantis Korea)が今年からプジョー、シトロエン、DSを本格的に流通させる。ジープで昨年、輸入車販売量第7位となり再跳躍に成功したが、プジョー、シトロエン、DSの競争力強化は今後の課題となる見通しだ。
自動車業界関係者によると、ジープを国内市場で販売しているステランティス・コリアは今年から、プジョーやシトロエン、DSブランドも販売する。
ステランティスは昨年、イタリアと米国の合弁会社であるフィアット・クライスラー(FCA)とフランスのプジョー・シトロエン(PSA)グループが合併した会社だ。フィアット、マセラティ、クライスラー、ジープ、ダッジ、プジョー、シトロエン、オペルなど14のブランドを保有している。
国内ではジープ、プジョー、マセラティが独立した販売組織を維持してきたが、今年からステランティス・コリアが従来のジープだけでなく、プジョー、シトロエン、DSの販売も担当する。
韓国輸入自動車協会によると、ジープは昨年、1万449台販売した。2020年(8753台)に比べ19.4%増加した数値だ。
昨年の輸入車累積販売量で見ると、全体で7位に当たる。特に、2019年以後、1万台クラブに再登場し、2021年の目標を達成した。
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