2025 年 9月 24日 (水)
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AIが生み出すK-POPアイドル…映画「ジェンフルエンサー」撮影開始

(c)news1

韓国のコンテンツ制作会社「MooAm」は9月17日、心理サスペンス映画「ジェンフルエンサー」の本格的な撮影に入ったと発表した。

同作品は、アイドルを夢見ながらも不慮の事故に遭い、絶望した主人公イ・ジンが、生成AIを通じてK-POPアイドル「ジナ」を再創造していく過程を描く。韓国コンテンツ振興院が主催する「2025年AI映像コンテンツ制作支援事業(長編)」の選定作品であり、国内の長編映画としては初めて、全編の半分をAI映像で構成する意欲的な試みだ。従来にない映像表現が期待されている。

主人公イ・ジンを演じるのは、ドラマ「イルタ・スキャンダル」「ウェディング・インパシブル」「恋慕」などで知られる俳優ペ・ユンギョン。今回は欲望と混乱に翻弄される人物を演じ、演技の転換を予告している。ベテラン俳優イ・サンスクが加わり、作品の重厚さを補強。さらに「浪漫ドクター キム・サブ」「ドクターズ」「遊んでくれる女」などで愛されてきた俳優ムン・ジインが、傷を抱える主人公を支える役を担う。

音楽面でも注目が集まる。映画「ハッピーエンド」のOSTリミックスで注目された作曲家ナンシーボーイが音楽監督として参加し、映像美と調和した音楽を提供する。

「ジェンフルエンサー」は2025年9月末に撮影を開始し、2026年に国内外で公開される予定。

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