
大手ゲーム会社「ネクソン(NEXON)」がソウルワールドカップスタジアムで開いたレジェンドサッカーイベント「2025アイコンマッチ:創意の帰還、反撃の始まり」で、最も早く完売したグッズはユニフォームではなく、元コートジボワール代表ディディエ・ドログバの愛称にちなんだスリッパ「ドロクシン」だった。
リセールプラットフォーム大手のクリームによると、このスリッパは価格3万2000ウォンで販売され、最短時間で売り切れた。名称はチェルシー時代に圧倒的な得点力を見せたドログバに韓国ファンがつけたニックネーム「ドロクシン(ドログバ+神)」に由来する。
商品には表面に「ドロクシン」、靴底には別の愛称「ドメン」が刻まれている。企画にはZ世代やα世代をターゲットにしたトレンド感覚が反映され、ドログバの人気とユーモアが融合した“異色グッズ”として話題を集めた。
一方で販売量の面ではユニフォームが最も人気を博し、マーキングのトップは「韓国サッカーの英雄」パク・チソン。続いてリヴァプールの象徴スティーブン・ジェラード、そして華麗なテクニックで知られるロナウジーニョがランクインした。
また人気アイテムの第2位は選手が着用した姿が話題となったウインドブレーカー、第3位はマフラーだった。ソウルワールドカップ競技場に設置された現地グッズショップには延べ4万人以上が訪れ、最大2時間待ちの行列ができるなど熱気を帯びた。
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