
夫から繰り返し無視・嘲笑され続けてきた韓国の女性がYTNラジオの番組「チョ・インソプ弁護士の相談所」で「離婚したい」と訴えた。
女性は結婚3年目で2歳の息子がおり、現在第2子を妊娠中。夫は読書好きで、交際中は知識が豊富な姿が頼もしかった。だが、結婚後は「お前が何を知っているんだ」と見下す態度をとるようになり、義父の発言についてもずけずけと間違いを指摘するなど、妻の家族も軽んじた。
女性は偶然、夫が友人に「妻は無知だ」「妻の実家は礼儀がない」というメッセージを送っていたのを目にし「残っていた愛情も冷めた」と述べた。
夫は地方への転勤を機に「一緒に来ないなら離婚だ」と言い、女性も同意。出産後に離婚するつもりだが、専業主婦の女性に対して、夫は「小遣いをやる」かのように振る舞っているという。
これに対し、チョン・ボソン弁護士は「軽い発言程度では離婚事由に該当しないが、頻度や程度が深刻で婚姻関係を継続できない場合は離婚事由になる」と説明。「モラハラ発言は立証が難しいため、会話を録音して証拠を確保するのが有効」と助言した。
また「専業主婦であっても家事や育児を通じて財産維持に寄与したと認められるため、離婚時には財産分与の対象になる」と述べた。
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