2025 年 9月 9日 (火)
ホーム社会「ゴミみたいな桃売って!」半分食べた後に“全額返金”要求した迷惑客…韓国・店主が激怒

「ゴミみたいな桃売って!」半分食べた後に“全額返金”要求した迷惑客…韓国・店主が激怒

(c)news1

購入した果物を半分以上食べた後、「まずかった」と言いがかりをつけ、返金を求めた上に暴言まで吐いた客の行動に、果物店の店主が怒りの声を上げた。韓国の自営業者向けオンラインコミュニティに9月2日、情報が投稿された。

果物店を営む自営業者によれば、ある60代後半とみられる女性客が、購入から数日が経過した桃の返金を要求しに店へ現れたという。

その女性は店主の妻に向かって「昨日買った桃がまずくて食べられなかった。3万9000ウォンを返してほしい」と迫ってきた。さらに、「あなたの母親が、桃を見せもせずに袋に詰めた」「本来の販売価格よりも高く売られた」と非難を続けたという。

女性は自身の車の方に自営業者の妻を呼びつけ、返金を求める桃の箱を差し出した。しかしその箱には、本来11個入りの桃が6個しか残っておらず、うち1個はナイフで切り分けられ、もう1個は上部が大きく削り取られていた。

女性は「こんなゴミのような桃を混ぜて売るなんて」と罵声を浴びせたが、自営業者は「当日中ならまだしも、何日も経って半分以上食べてから言われても信じられない」と反論。さらに「価格も掲示してあるし、他の客にも同じ価格で売っている。2万ウォンも高く売ったというのは全く根拠のない話だ」と強く否定した。

それでも女性は「返金しろ!」と怒鳴り続けたため、自営業者は「私は返金しない。警察でも何でも呼んで来い。こちらには防犯カメラもあり、すべて証明できる。あなたは自分の主張を証明できるのか?」と対応。すると女性は「防犯カメラなんて嘘だと思ってる。警察を連れて来て店をめちゃくちゃにしてやるから覚悟しろ」と脅迫めいた言葉を残し、そのまま車で立ち去ったという。

自営業者が実際に防犯カメラを確認したところ、桃を購入したのは彼の妻でも母でもなく、週末アルバイトのスタッフからだったことが判明。また、桃だけでなくブドウも購入しており、1個ずつしっかり確認して買っていたという。自営業者は「全部食べた後、自分たちが持っていた小さい桃を箱に入れて返金を迫ったとしか思えない」と憤りをあらわにした。

自営業者は「本当に警察を連れて再び現れてほしい。営業妨害や虚偽告訴、脅迫などで法的措置を取り、“人生は現実”だということを思い知らせてやりたい」と投稿を締めくくった。

ネット上では「真のクレーマーだが、同時に心の病を抱えている人かもしれない」「買った本人が来ず、人を使って文句を言わせるなんて店をナメている証拠」「防犯カメラはもはや必需品」「商売をしていると本当におかしな人に出くわす」といった共感と励ましの声が多数寄せられている。

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