2025 年 9月 7日 (日)
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暗号資産で多額の借金…韓国・夫の転落と“義実家からの裏切り”

(c)news1

暗号資産投資による多額の借金を抱え、「極端な選択」を試みた夫との離婚を決意した20代女性の悩みが、韓国のラジオ番組を通じて注目されている。

YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」に8月28日寄せられた女性の相談によると、夫は大企業勤務で、結婚当初は夫の実家から住宅保証金や学費ローン返済の支援を受けるなど円満だった。しかし、次第に夫は暗号資産投資に没頭し、多額の借金を抱えた末に自殺未遂まで起こしたという。

夫のうつ状態を心配して支え続けた女性だったが、治療も拒否し無気力な夫に限界を感じ、離婚を決意。実家に戻った。しかし夫の実家は「借金を肩代わりしたのに恩知らず」と非難し、「あなた名義の口座に送金した」とする貸付金の返還訴訟を示唆している。さらに夫は「借金は家族のため」と責任を押し付け、女性名義の住居に居座っているという。

これに対し、番組の弁護士は「無断でてがけた暗号資産投資による借金は、夫婦の共同生活に必要な債務と認められにくい」とし、財産分割の対象外となる可能性が高いと説明する。また、住居明渡しについては、女性が仮処分申請を通じて夫を強制退去させる手段もあると指摘した。

義母の訴訟についても、女性に借用の意思がなければ法的責任を問うのは難しいとし、学資ローン支援分については贈与とみなされる可能性があると補足した。

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