ソウル出入国・外国人庁は18日、フィリピン人の虚偽の難民申請を斡旋した疑いで、フィリピン人の容疑者(45)を出入国管理法違反の疑いでソウル中央地検に送致したと明らかにした。
容疑者は、外国人労働者支援事業を装って法人を設立し、虚偽の難民申請を斡旋した疑い。外国人が難民申請の際、合法的な長期滞在資格を得られる制度を悪用した。
容疑者は2018年5月から、工場労働者として働いているフィリピン人14人を募集、韓国に長期滞在できるように手助けするという名目で、1人当たり250万~350万ウォン相当の見返りを受け取り、虚偽の申請書を作成したことが確認された。
ソウル出入国・外国人庁は、容疑者が別の斡旋容疑もつかんでおり、捜査を拡大していく方針だ。
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