2025 年 8月 26日 (火)
ホーム社会「子どもに会わせて!」…韓国・離婚後、面会交流を妨害される母の訴え

「子どもに会わせて!」…韓国・離婚後、面会交流を妨害される母の訴え

(c)news1

韓国YTNラジオの番組「チョ・インソプ弁護士の相談所」で、別れた夫が子どもとの面会交流を妨害するという女性の訴えが紹介された。

大学時代に知り合った元夫は名門大学出身で、「近く家業を継ぐから」と言って積極的に求婚。経済的にも条件が良かったため結婚した。ただ、夫は独断的で何かにつけて命令口調。次第に関係が悪化し、最終的に離婚した。

女性は子どもの将来を優先し、経済力のある元夫に親権と養育権を譲渡。その代わりに裁判所から、月2回(1泊2日)の面会と休暇・名節での交流を認めるとの判決を受けた。

ところが、判決通り面会できたのは最初の頃だけで、次第に元夫が約束をほごにし、最終的には会えなくなったという。

女性が「顔だけでも見せてほしい」と頼んでも、元夫は当日になって約束をキャンセルし、「子どもが会いたがらない」「面会後に様子がおかしくなる」などと主張。最近、面会の回数を減らすよう裁判所に申請した。

これに対し、チョン・ドゥリ弁護士は「面会義務を履行せずに回数削減を求めるのは権利の乱用にあたる」と指摘し、「履行命令を申し立てて応じない場合は1000万ウォン(約106万円)以下の過料や間接強制による金銭的負担を科す方法がある」と説明。最終手段として親権者・養育者の変更を請求する道もあると述べた。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular