
韓国・束草の飲食店が、1人で訪れた女性観光客に対して無礼な対応を取ったとして、ネット上で批判を浴びている。同様の騒動は以前、麗水でも発生しており、観光地における接客態度の問題が改めて問われている。
事の発端は、YouTubeチャンネル「キムスルポチャ」に2025年6月に投稿された動画。タイトルは「日帰りで束草のイカ市場で一人酒。でも残念なことがありました」で、投稿者の女性は海の見える外席に座り、イカの刺身2尾、イカの蒸し物1尾、焼酎1本を注文した。
最初の料理が提供されてから9分後、店員が現れて「店内で食べたらダメかしら?」と声をかけた。女性は「私が来た時、店内には一組しかいなかったし、席も十分に空いていたのに、なぜ?」と戸惑いを見せた。
その後、食堂内は徐々に混み始め、イカの蒸し物は注文から15分後に出された。女性投稿者が焼酎を1杯飲んだ直後、再び店員が来て「お嬢さん、料理持って中に入ってもらえない?」と再度移動を要求。彼女が「私ですか?」と聞くと「そこで食べるの?」と問われ、「はい」と答えると「早く食べて」と言い捨てた。
女性投稿者は「わざわざ海が見える席を探してここに来たのに、席を変えろと言われて驚いた。外の席に座りたくて来たのに。他の店は外席が満席だったから」と困惑を語り、「席に座ってから18分、料理が出てから14分。これって長いの?」と不快感をあらわにした。
この映像を見たネットユーザーからは、「そんな対応するなら最初から客を入れるな」「見ているだけで不快」「私も自営業者だが、こんな応対は考えられない」「どんなに観光地でも、これはひどすぎる」「こんな営業で本当に商売がしたいのか」など、非難のコメントが相次いだ。
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