韓国オリオンホールディングスは17日、グローバルワクチン専門企業「キュラティス(Quratis Inc.)」と結核ワクチンの共同開発のための契約を交わしたと発表した。投資規模は約2000億ウォンで、今後、合弁会社を設立し、成人向け結核ワクチンの開発や臨床および許認可も同時に進める計画だ。
オリオンホールディングスは今年上半期に中国山東省済寧市にワクチン開発および量産のための約1万坪規模の大規模バイオプラント建設を推進する予定だ。キュラティスは合資法人にワクチン生産設備構築技術を移転することにした。
合弁会社を通じてバイオ医薬品CMO(委託生産)やCDMO(委託開発)事業も合わせて推進する計画だ。また、新規の研究センターを構築するなど、研究開発の強化にも乗り出す。バイオの優秀な人材を拡充し、ワクチン開発からCDMO事業などを推進する予定だ。
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