
「友人の支払いを一時的に立て替えたのに、返してもらえないばかりか“違法だから返さない”と言われた」――韓国のあるオンラインコミュニティに投稿された実話に、ネットユーザーたちの怒りが噴出している。
投稿者した男性によると、ある日、友人が「財布を忘れたから代わりに支払ってほしい」と頼んできた。男性が「口座にお金がない」と返すと、友人は「民生回復支援金はまだ入ってないの? 確認してみて」と促した。
男性が支援金の支給を確認すると、友人は「絶対返すから、立て替えて」と再度依頼。男性はしぶしぶ支払いに応じた。
しかし後日、「いつ返してくれるのか」と尋ねたところ、友人は「それは国家から出た民生支援金で払ったんだろ? お前のお金じゃない。返す必要はない」と言い出したという。
男性が「返すと約束した上で借りたのでは?」と指摘すると、友人は「民生支援金を現金化する行為は違法。それを要求しているお前こそ違法行為をしている」と逆ギレし、「これ以上返金を迫るなら通報する」と脅しまでかけてきた。
この投稿に対して、ネット上では非難の声が殺到。「それならむしろ通報させて、証拠を残して友人間で完全に縁を切れ」「人の支援金を使っておいて開き直り?」「ならお前も支援金で返せばいい」といったコメントが相次いだ。
韓国では政府が支給する民生回復支援金を「不正換金」する行為が禁止されているが、今回の事例は立て替え・貸借関係であり、法的には「個人間の金銭トラブル」に近く、該当しない可能性が高いと見られている。
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