
韓国のストリート系ファッションブランド「アクメドラビ(ACME DE LA VIE=ADLV)」が、ソウル・明洞(ミョンドン)のALAND明洞店に出店したポップアップストアで累計売り上げ4億ウォンを記録した。全購入客のうち95%以上が外国人観光客で占められ、K-ファッションブランドとしてのグローバル人気を実証する結果となった。
同ブランドは6月12日から同店舗でポップアップを運営しており、約1カ月半の集計で明らかになった。明洞はソウルを訪れる外国人観光客の主要ショッピングスポットとして知られ、ブランド関係者は今回の実績を通じて「海外需要を肌で感じた」と述べている。
今回のポップアップでは、ADLVの代表的なIP(知的財産)を活用した人気商品やコラボレーション製品が次々と完売した。日本の人気アニメ「クレヨンしんちゃん」や、韓国のアイドル「HOSHI」らとのコラボ商品が大きな注目を集め、ブランドオリジナルの「アークベア」「ラビットベア」「ベーシックロゴ」シリーズも高い販売実績を上げた。
ブランド固有のコンセプトと世界的感性を融合した企画力が、単なる流行を超えたグローバル競争力につながっていると評価されている。
さらに同店舗では、外国人観光客向けの特別プロモーションも展開中で、全商品を対象に10~50%の割引が適用されている。
ADLV関係者は「今回のポップアップでアジア圏の観光客の需要を体感できた。今後は明洞や弘大などソウルの主要エリアに旗艦店を開設し、韓国ストリートファッションの感性とブランドの世界観を直接体験できる空間を広げていく」と明らかにした。
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