2025 年 8月 4日 (月)
ホームライフスタイル韓国ブランドの底力…HAZZYSのディテールが海外で高評価

韓国ブランドの底力…HAZZYSのディテールが海外で高評価

ソウル・明洞にあるヘジスの旗艦店「スペースH」(c)news1

韓国のアパレル大手LFが展開するファッションブランド「ヘジス(HAZZYS)」が、ソウル・明洞(ミョンドン)の旗艦店で2026年春夏(26SS)シーズンのグローバル受注会を開催し、ブランドの世界観を前面に打ち出した。受注会は7月21日から8月1日まで実施され、ロシア、中国、台湾、ベトナム、インドなど各国からバイヤーが来訪した。

今回のイベントは、単なる展示会にとどまらず、ヘジスブランドを「見て、聞いて、着て、感じる」没入型体験空間として構成された。バイヤーらは旗艦店「スペースH」に設けられたポップアップストア形式のショールームを自由に回遊し、コレクションと空間演出を通じてブランド哲学を直感的に理解できるようになっていた。

2025年に創立25周年を迎えるヘジスは、英国・ウィンザー城の気品や、イングランド南西部のシリー諸島のリゾート感、19世紀英国上流階級のスポーツ文化を現代的に解釈した「アクティブクラシック」ラインなどを披露した。構成は4階建てで、メインコレクションやウィメンズ、ゴルフ、スポーツ、デニム、リゾート、ウィンザーキャッスルコレクションなど、テーマごとに階層を分けて展開された。

バイヤーは展示されたすべての商品に付けられたタグを通じて、その場で発注できるシステムを体験した。また、素材には猛暑に対応する機能性が加味されており、通気性に優れたシアサッカーや、伸縮性のあるリネン・ポリエステル混紡素材、軽量デニムなどが使用されている。

さらに、韓国ならではの「細やかなディテール」や「洗練された感性」が衣服に自然に溶け込んでいる点が、海外バイヤーから高く評価された。トレンドを意識した色彩や、アジア人体型に合ったフィット感、緻密な仕上げなどがブランドの強みとされる。

(c)news1

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