
保育施設の子どもたちにカップのかき氷を贈ろうとした韓国の自営業者。あるかき氷店に注文しようと連絡したところ、「配達料金は受け取りません」と返答した。自営業者はこれに感謝し、注文の数をさらに増やした――こんな心温まるエピソードを当事者の自営業者が10日、オンラインコミュニティ「社長はつらいよ」に寄せた。
自営業者は、あるネットユーザーが「保育施設に食事を寄付した」という投稿に感動し、自らも寄付を決意。全羅北道(チョルラブクド)の保育園の子どもたちにかき氷を寄付することにした。
あちこちかき氷店を探し、ある専門店の店主に連絡を取ると、店主は「そういうことなら配達料金なしの店舗価格でやらせてもらいます」と応じた。これに感動した自営業者は、注文の数を当初の40個から45個に増やすことにした。
寄付された保育園の子どもたちの写真も投稿され、自営業者は「子どもたちがとても喜んでいて私も幸せだった。今月もう一度贈るつもりだ」と述べた。また「子どもたちに世の中には温かい人がいること、そして自分が捨てられた存在ではないということを伝えたかった」とコメントを添えた。
この投稿を読んだネットユーザーたちは「自分は思うだけで行動に移せなかった。素晴らしい」「本当に感動した。見習いたい」などと感嘆の声を寄せている。
(c)MONEYTODAY