2025 年 7月 20日 (日)
ホーム社会「異物が入っていた」虚偽申告…韓国・配達アプリ悪用305回、返金詐欺の大学生に実刑

「異物が入っていた」虚偽申告…韓国・配達アプリ悪用305回、返金詐欺の大学生に実刑

ソウル北部地裁(c)NEWSIS

配達された料理に異物が混入していたと虚偽の主張を繰り返し、2年間にわたって計305回も返金を受けていた韓国の20代の大学生が懲役1年の実刑判決を受けた。

被告は詐欺・脅迫・業務妨害の罪で起訴され、ソウル北部地裁で6月11日に言い渡しを受けた。

判決によると、被告は2023年1月から2024年12月にかけて、配達アプリを通じて注文した料理に「虫が入っていた」などとうそを言って返金を要求し、305件・計約770万ウォン(約83万円)を飲食店からだまし取った。

また、返金を拒否した業者に対しては「マスコミに通報する」などと脅し、虚偽のレビューを投稿して営業を妨害したとされる。

地裁は「レビューに敏感な小規模自営業者を狙い、あらかじめ準備していた異物の写真を用いて犯行に及んだ」と指摘。「捜査を受けてもやめず、最終的に拘束されてようやく中止した」と不利な事情を挙げた。

一方で「全ての犯行を認め、反省文を提出して被害者に謝罪の意思を示している」と有利な事情にも言及した。

(c)NEWSIS

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