2024 年 4月 30日 (火)
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大手企業ESGのノウハウを電撃公開 大韓商工会議所のオンライン講義

SDGs~韓国の取り組み

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大韓商工会議所が16日、中小・中堅企業のための適合型ESGオンライン講義「ESG AからZまで」の講義映像第3弾を、大韓商工会議所ホームページとESGプラットフォーム「ウスク」で公開すると発表した。

この講義はESGに対する企業の理解度を高め、実質的な対応戦略作りを支援するために制作された。

大韓商工会議所はESG基礎講義10講を手始めに、ESG金融編、供給網編、報告書編のような最新の話題の講義10講を追加制作し、計20本の映像を公開している。今回の第3弾講義では鉄鋼・エネルギー・化学・半導体・食品製造業・金融業などESGの実践を多く求められる5業種で韓国企業のESG経営の事例を紹介する。計10社で実際にESG管理システムを構築しているESG担当役員が直接講演者として参加した。

講義プログラムは▽ポスコと現代製鉄の鉄鋼編▽ハンファソリューション、LG化学、エネルギースタートアップのイノマード(Enomad)のエネルギー・化学編▽SKハイニックスの半導体編▽CJ第一製糖とプルムウォンの食品製造編▽KB金融グループと新韓金融グループの金融編――の計10本の映像で構成された。

この日公開される講義のうち「鉄鋼編」は、捨てられる貝殻を製鉄工程に再利用して炭素削減に成功した事例から、社内ESG情報を正確かつタイムリーに集めるためESGデータシステムを構築した事例などを紹介する。「エネルギー・化学編」では太陽光・風力・水素材生エネルギー事業や廃プラスチック・廃バッテリーなど資源の好循環技術などを扱う。

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