
息子夫婦の家を訪ねた韓国の50代後半の女性が9日に放送された韓国JTBCのテレビ番組「事件班長」に登場し、嫁の対応への困惑を語った。
女性の息子夫婦はともに30代後半で結婚し、遠方に住んでいる。妊娠中には時折訪れて食事をごちそうし、結婚にあたって現金2000万ウォン(約214万円)を支援した。
だが、生後100日を迎えた孫を祝うため、金のブレスレットを携えて夫と車で4時間かけて訪問した際、嫁から「食事の用意はしていない。何を食べたいですか?」と聞かれた。やむを得ず注文した料理はタッポックムタン(鶏肉の煮込み料理)。だが、味が濃すぎてほとんど手をつけられなかった。
翌朝の食事もラーメンにキムチだけ。しかも嫁はずっと寝たままで、女性と夫はすぐに家を出て、途中の食堂で改めて食事をしてから帰ったという。しかも、嫁から「無事に着きましたか」という連絡はなく、自分たちから「無事に帰宅した」と伝えたという。
女性は「嫁は悪い性格ではないが、どうしてこんな対応しかできないのか理解に苦しむ。注意すべきか、それとも水に流すべきか」と悩んでいる。
番組のソン・スホ弁護士は「家庭によって事情や価値観は異なるので一概に評価は難しい。だが事実なら、嫁の対応は確かに義両親を寂しくさせたと言える」とコメント。「2000万ウォンの援助を受けており、嫁側が歩み寄るべき状況ではないか」と述べた。
このエピソードには「姑が過干渉」といった意見から、「礼儀に欠ける嫁の対応は問題」とする声まで、さまざまな反応が寄せられている。
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