2025 年 7月 17日 (木)
ホーム政治高級時計“申告漏れ”か…韓国・閣僚候補に浮上したカルティエ疑惑

高級時計“申告漏れ”か…韓国・閣僚候補に浮上したカルティエ疑惑

カルティエの腕時計を着用しているカン・ソヌ氏(c)news1

韓国の女性家族相候補であるカン・ソヌ(姜仙祐)氏が、公職者としての財産申告において高級腕時計を漏らしていたのではないかとの疑惑が浮上している。

問題視されているのは、フランスの高級ブランド「カルティエ(Cartier)」の代表的なモデルである「タンク ルイ カルティエ」ウォッチで、税込み公式価格は1890万ウォン(約220万円)に上る。

カン・ソヌ氏がこの高級時計を着用している姿が7月10日に報じられ、「財産申告に含まれていないのではないか」との指摘が出た。実際、国会に提出された「国務委員(閣僚)候補者(女性家族相カン・ソヌ)人事聴聞要請案」によれば、初回の財産申告、定期申告、候補者としての財産申告のいずれにおいても当該時計の記載はなかった。

現行法では、国会議員や高位公務員、裁判官、検察官などの一定以上の地位にある者について、500万ウォンを超える貴金属・宝石類を含めた財産の変動を申告することが義務付けられている。時計は通常、宝石類に含まれ、ブランド名や価格を併せて記載する必要がある。

同じく「共に民主党」所属のチョン・ジヌク議員は、今年3月に1200万ウォン相当のロレックス、1500万ウォン相当のIWC時計を財産として申告しており、こうした例と照らし合わせてもカン氏の申告漏れの可能性が取り沙汰されている。

これに対し、女性家族省関係者は「当時の時計の購入価格は500万ウォン未満だった」と説明。「現行規定上、購入当時の価格基準で申告する」と強調した。ただ、具体的な購入時期や領収書の有無については「そこまでは把握していない」とした。

(c)news1

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