2025 年 7月 16日 (水)
ホーム社会「定時退社=“やる気がない”扱い」先輩の小言に傷つく韓国の新人社員…「辞めたい気持ち」に助言が続々

「定時退社=“やる気がない”扱い」先輩の小言に傷つく韓国の新人社員…「辞めたい気持ち」に助言が続々

(c)news1

韓国の20代後半の新人女性社員がJTBCの番組「事件班長」で「定時退社しただけで先輩に嫌味を言われる」と訴えた。

女性は念願の企業に入社することができたが、先輩の何気ない一言が胸に刺さるようになった。朝の会議中に「ちゃんと働いているのか」と突然言われ、反論できず困惑したという。

同僚からは「気にしないで」と言われたが、具体的な指摘ではなかっただけに「十分努力していると自負しているのに何か足りないのか。それが見えてこない」と落ち込んでいる。

また、会社はワークライフバランスを尊重して定時退社を奨励しており、残業していると「何でまだいるんだ」などと皮肉を浴びる。逆に定時退社すると「私たちの時代は先輩が帰るまでいたのに」と嫌みを言われる始末だ。

女性は「私の仕事ぶりは正しいのか?」と自信を失い、退職まで考えるようになったと訴えた。

これに対し、元ソウル警察庁国際犯罪捜査チーム長のキム・ウンベ氏は「先輩が何と言おうと基本を守っていれば問題ない。定時出社・定時退社を貫いていい」とアドバイス。パク・ジフン弁護士も「先輩の嫌味を気にする必要なし。評価される働き方が重要だ」とコメントした。

一方、ヤン・ジヨル弁護士は「今の時代、自分らしい働き方でも結果を出せば受け入れられる風潮になりつつある。会社になじむためには不合理でも時には配慮すべき場面がある」と述べた。

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