2025 年 7月 11日 (金)
ホームライフスタイルファッション「サングラス効果」到来…韓国で“小さな贅沢”が不況下の新トレンドに

「サングラス効果」到来…韓国で“小さな贅沢”が不況下の新トレンドに

HUNTERグラビア(c)KOREA WAVE

景気低迷が長期化する中で、韓国で“小さな贅沢”で自分を装おうとする消費が注目を集めている。高価なラグジュアリーブランドの代わりに、負担の少ないファッションアイテムで気分を上げられるサングラスが注目され、いわゆるリップスティック効果に続く「サングラス効果」が新たな不況型消費トレンドとして定着しつつある。

CJオンスタイルは9日、2025年上半期(1~6月)のサングラスの注文額が前年同期比で44%増加し、注文顧客数も5万人以上増えたと明らかにした。景気低迷の中でも諦めきれないファッションアイテムとして、10万ウォン未満でコスパと満足感を兼ね備えたサングラスが浮上しているとの分析だ。

ファッションのトレンドの変化も一因となっている。「ギークシック(Geek+Chic)」(奇抜で洗練されたスタイル)トレンドが流行し、サングラスを活用して個性を表現するスタイリングが人気を集めている。

実際、「VW Verawang」のサングラスは上半期だけで約150億ウォンの売り上げを記録した。代表商品「フルチタン・サングラス」は、ラウンドデザインにフルチタン素材を用い、10g台の超軽量を誇り、4色展開と9万ウォン台の価格で人気を集め、再購入率も高かった。14日と25日にはアンコール放送が予定されている。イギリスのプレミアムブランド「HUNTER」のサングラスも同じ期間に100億ウォン以上の売り上げを記録し、好調な業績を見せた。

一方、ランニングブームの影響で紫外線遮断機能を備えたスポーツサングラスの注文額も同期間に153%急増し、注文顧客数も4倍以上に増加した。オークリー、ナイキ、アディダスなどのグローバルブランドの需要が特に高かった。

CJオンスタイルの関係者は「物価高時代に小さな贅沢を楽しもうとする消費者が増え、サングラスが新たな不況型消費トレンドとして浮上している。特に今年の夏は歴代級の猛暑が予想されているため、サングラスの“夏の特需”も期待される」と語った。

(c)KOREA WAVE

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