
韓国の人気ガールズグループ「aespa(エスパ)」のカリナが、SNS投稿にまつわる政治的意図の疑惑に対し「無知だった」と頭を下げた。発言は大統領選挙(2025年5月)の1カ月後にYouTubeチャンネル「ヨジョンジェヒョン」で語られた。
カリナは、数字の「2」が記された赤いジャケットを着た写真をInstagramに投稿したことで、ある政党候補を示唆したのではないかとの疑いがネット上で広がった。これについて「そんな意図はまったくなかった。ファンや多くの方々にご心配をおかけして申し訳ない」と説明した。当時はスタッフと外出中で、寒かったためその場で購入した服を着ていたという。
カリナは「自分が無知だった。海外にいたとしても知っておくべきことだった。もっと勉強して認識を深めないといけないと痛感した」と述べ、自身の不用意な行動が原因でメンバーにも迷惑がかかったことがつらかったと語った。
問題の投稿は、5月27日に日本の街頭で撮影されたもので、カリナが赤いジャケットを着ていた。大統領選挙を目前に控えていた時期と重なったため、「特定候補の支持表明ではないか」との憶測が飛び交った。
所属事務所であるSMエンターテインメントは「投稿には何らかの政治的意図はなく、誤解を招いた点について深くお詫び申し上げる」とのコメントを発表し、投稿はすぐに削除された。
(c)NEWSIS