2025 年 7月 9日 (水)
ホーム社会「育てられない」韓国の名門女子大生が託した先は「違法な赤ちゃん売買組織」だった

「育てられない」韓国の名門女子大生が託した先は「違法な赤ちゃん売買組織」だった

(c)news1

未婚の母になった韓国の名門大学の女子大生(20)が、子どもを託したのは新生児を売買するブローカーだった――。こんな衝撃的な事件が6月30日に放送された韓国チャンネルAの番組「探偵たちの営業秘密」で明かされた。

番組は、女子大生の母親である女性が「娘が行方不明になって5カ月たった」と番組の探偵団に相談する場面から始まる。

娘はソウルで学費と生活費を稼ぎながら学業にいそしむ模範的な学生だった。ところが、ある時期から様子がおかしくなった。久々に帰省した際には男を連れており、妊娠していた。男は「責任を取る」と言って土下座したという。

しかし、女性は許すことができず、休学させて実家に留め置いた。出産に反対したことで対立は深刻になり、感情的になって娘を平手打ちすると出て行ってしまった。

探偵団とともに調査した女性は、ソウル市内の老朽化した地下の部屋で痩せ細った娘と再会。そこには男も子どももいなかった。男は仮想通貨取引に失敗して逃げたというのだ。

娘は一人で出産したが、育てる自信がなかったので養子縁組機関を通じて子どもを手放した。だが、それは未婚の母親に近づいて新生児を売買する違法なブローカーだった。ブローカーに泣いて懇願し、子どもを返してほしいと訴えたが、既に行方不明となっていた。

子どもを取り戻せないことを知った娘は警察に自首。ブローカーは摘発され、懲役刑を受けた。

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