
ソウル在住の40代の男が67歳の母親に発行された高齢者向け優待交通カードで約400回にわたってソウル市地下鉄に不正乗車していたことが判明した。通勤時に繰り返し使っていたという。
ソウル交通公社は、未払い運賃に加え、その30倍に相当する追徴金を合わせて計1800万ウォン(約190万円)を請求する。
2022年から昨年までの3年間に摘発された地下鉄の不正乗車件数は年平均5万6000件以上。徴収した追徴金額は総額26億ウォン(約2億7500万円)を超えるという。
特に今年上半期(2025年1~6月)だけでも約2万7000件の不正乗車が摘発され、13億ウォン(約1億3800万円)が追徴された。
地下鉄の不正利用は依然として高水準にあり、交通当局はさらなる取り締まりの強化を予告している。
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