2025 年 7月 7日 (月)
ホーム社会夫の不倫相手が「強姦された」と虚偽主張…韓国・40代女性、事実関係を暴く戦い

夫の不倫相手が「強姦された」と虚偽主張…韓国・40代女性、事実関係を暴く戦い

(c)news1

韓国の40代女性が夫の不倫相手から「夫に強姦された」との虚偽情報を流され、精神的な苦痛を受けているというエピソードが6月25日に放送されたJTBC「事件班長」で紹介された。

女性によると、2年前に夫が「息子に感性教育が必要だ」と言い出し、ピアノ教室に通わせ始めた。これまで教育に関心を示さなかった夫の突然の行動に違和感を抱いた女性は、講師が夫と同年代の女性であることに気づいた。

息子は教室をすぐにやめたが、その頃から夫が頻繁に外出するようになった。ドライブレコーダー映像を点検すると、夫が車内で講師と親しげに会話している様子が記録されており、問い詰めると「大学時代の友人で偶然再会しただけだ」と弁解。講師も「誤解を招かないよう今後は会わない」と約束した。

ところが数日後の深夜、女性は講師から「あなたの夫の件は黙っていない。無事では済まない」と脅しの電話を受ける。夫は「酒癖が悪いだけだから気にするな」と取り合わなかったが、女性は夫のスマートフォンに通話録音アプリをインストールし、不倫の証拠を押さえた。

女性が講師を相手取り、不貞行為に基づく慰謝料請求訴訟を起こすと、講師は「女性の夫からストーキングの被害を受け、性的関係を強要された」と事実無根の主張。夫が不倫の証拠を提出したことで女性が勝訴した。

結局、女性と夫はその後離婚したが、問題の講師は近所でピアノ教室を続けながら「夫に被害を受けた」「夫婦にだまされて金を取られた」など虚偽のうわさを広める始末だという。

これについて番組のソン・スホ弁護士は「虚偽の事実を流布する行為は刑事的にも民事的にも名誉毀損に該当し、重大な法的責任を負う可能性がある」と警告した。

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