
韓国CJオリーブヤングが7月2日、ソウル・江南駅10番出口前の主要商圏に、地下1階から地上4階まで計約1157㎡(営業面積約350坪)の新コンセプト店舗「セントラル江南タウン」を開業した。これは全国に2カ所目となる“ビッグストア”タイプの「タウン」店で、明洞タウンと並ぶ規模だ。
同社は、2017年に同エリアで第1号の「江南タウン」を開店し、以降の“タウン型”店舗展開の中核と位置付けてきた。新店舗の誕生により江南駅から半径1km内にオリーブヤング店舗は全11店舗となる。
この店舗は、既に高い評価を得ている「オリーブヤングN 聖水(ソンス)」のDNAを凝縮した小型モデルとされる。従来のK‑ビューティゾーンに加え、ランコムやヘラなどの海外プレミアムブランド導入、ラグジュアリービューティ専門エリア「LUXE EDIT」のポップアップ、タッチアップバーやパーソナルカラー診断、スキンスキャンなどの体験型コンテンツも強化。9人のメイクアップアーティストが常駐し、24時間対応可能な専門的相談を提供する。
また、地下1階には男性向けスキンケア・スタイリングゾーンも設置され、男性客の取り込みも図っている。
各フロアは利用目的に応じたキュレーション構成となっており、地下1階はアクティブスキンケア、1階はショップインショップ、2階はメイク・香水の専門エリア、3階はヘア・ボディ・食品・雑貨を扱うフロアと、顧客の多様な嗜好に応える売り場が整備された。
さらに、4階にはVIPメンバー専用ラウンジ「オリーブメンバーズラウンジ」を設け、ゴールド~ブラック会員は月1回利用可能となる。ここでは定期的なビューティクラスなども開催し、VIP会員育成を図る戦略だ。
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