
韓国のオンラインコミュニティ「ネイトパン」に6月30日、「新生児の母親がネイルアートをすることについてどう思いますか」と題した投稿があった。「いつまで素のつめでいなければならないのか」という問いかけは4万回閲覧され、200件以上のコメントが寄せられている。
投稿した女性は出産から80日。子どもを見に来るたび、つめについて意見を言う友人や家族にへきえきしているようだ。姑は「そのつめで赤ちゃんを触って大丈夫?」と言ったという。
「育児の準備を手伝ってくれた人ではあるが、言い方が厳しくなりそうで心配。それを母性愛と結びつけて罪悪感を抱かせるような言い方をされる」と女性は述べた。
この女性のネイルは磁石ジェルを使ったエクステンションで、赤ちゃんに害となるような装飾(パーツ)はついていなかった。それを踏まえた上で「生まれた100日もたっていない赤ちゃんの母親は素手でいなければならないのか。母親らしさとはどこまで犠牲にすればいいものか」と尋ねた。
この投稿に対して、ネットユーザーの間では激しい議論が起きた。
「新生児の母親がネイルサロンに行く余裕があるのが驚き」「母性愛というより自己愛が強いように見える」という批判的な意見が多数。「ネイルサロンに赤ちゃんを連れてきた母親を見たことがない」「化学物質やほこりが多く、大人にとっても好ましくない環境」との声もあった。
一方で「やりたいことをしながら生きるべきだ」「母親も一人の人間なのだから自由が必要」と擁護するコメントもあった。
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