
韓国の10代の若者が「幸せに必要な条件」として最も多く挙げたのは「財産」だった。
韓国の民間調査機関は全国の14〜18歳の男女800人を対象に調査した報告書によると、「幸せになるために必要なものは何か」という問いに対し、過半数の52.1%が「財産」と回答し、最多となった。
以下▽「両親」(39.5%)▽「親友」(34.6%)▽「休息」(32.8%)▽「外見」(32.1%)▽「趣味・嗜好」(30.8%)――と続いた。
学業成績が下位の層では「人生の目標や夢」(36.0%)や「家」(30.0%)という答えが多く、家庭の経済状況が低い層では「精神力・メンタル」(31.0%)を挙げる声も多かった。
また、大学以外の進路に関しては「起業・事業」を希望する割合が42.3%で最も高く、「インフルエンサー活動」も36.9%に上った。特に、経済力が高い層や学業成績が上位の層では起業・事業の希望がそれぞれ51.0%、48.6%に達した。
報告書は「家庭の経済力と学業成績の高さが、将来の選択肢の多様化や自己肯定感の形成に寄与している」と分析した。
また、「30歳になった時、自分はどの経済階層にいると思うか」という質問では、過半数の50.6%が「中間層」と答えた。次は大きく離れて「中上位層」(22.4%)。「下位層」と回答したのはわずか2.1%だった。
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