
「人類のために若さの秘訣を解明すべきだ」──韓国の私立・嘉泉大学のイ・ギリョ総長の近況がネット上で再び話題となっている。あまりにも若々しい姿に、ネットユーザーからは冗談半分の「ヴァンパイア説」が再燃している。
注目のきっかけとなったのは、嘉泉大学の公式YouTubeチャンネルに4月アップロードされた2025年版プロモーション映像だ。動画には1932年6月生まれで、今年で満93歳となるイ・ギリョ総長が登場。年齢を感じさせない姿勢の良さと豊かな黒髪、はっきりとした声で視聴者に強い印象を残した。

これを見たネットユーザーからは「本当に90代?年齢の計算間違ってない?」「声まで若いし、表情もハリがある」「今すぐアンチエイジングの秘密を解明すべきだ」「まるで海外の話題に出てくる人物みたいだ」「これはもう“吸血鬼”レベルだ」といった驚きの声が相次いだ。
イ・ギリョ総長はこれまでも、その「超人的な若さ」で話題になっており、2023年には大学祭で歌手PSYの「カンナムスタイル」に合わせて“馬ダンス”を踊り、拍手喝采を浴びたこともある。
イ・ギリョ総長は医師。ソウル大学医学部を卒業後、1958年に産婦人科を開業。その後、現在の嘉泉大学の前身となる嘉泉医科大学を創設し、大学附属病院、文化財団、博物館などを設立した人物だ。
功績が認められ、韓国最高位の勲章である「国民勲章無窮花章(ムグンファ章)」および「科学技術勲章創造章(1等級)」を受章している。まさに“生けるレジェンド”とも言える存在だ。
(c)news1