2026 年 4月 4日 (土)
ホーム社会9週連続下落でもなぜ高い?…韓国・春節前に家計を直撃する“体感ガソリン高”

9週連続下落でもなぜ高い?…韓国・春節前に家計を直撃する“体感ガソリン高”

昨年の秋夕連休、下り線(右側)の車両が渋滞する京釜高速道路(c)news1

韓国でガソリン価格は9週連続で下落しているものの、春節の帰省を控えたドライバーの体感的な負担は依然として重い。全国平均は下がり続けているが、ソウルの平均価格はなお1リットル当たり1700ウォン台を維持している。高為替などの対外要因も重なり、政府が燃料税の引き下げ延長を決めた後も「節約給油」への関心が高まっている。

韓国石油公社が運営する「オピネット」によると、12日時点の全国ガソリンスタンドのレギュラーガソリン平均販売価格は1リットル当たり1686.32ウォン、軽油は1583.45ウォンだった。全国平均は下落傾向を保つが、ソウル地域のガソリン平均価格は1700ウォン台にとどまり、負担感は容易に薄れない状況である。

政府も対策を打ち出した。企画財政部は、28日に終了予定だった燃料税の時限的引き下げ措置を4月30日まで2カ月延長すると明らかにした。引き下げ幅は従来通り、ガソリン7%、軽油・液化石油ガス(LPG)10%である。これにより、引き下げ前の税率と比べて1リットル当たりガソリン57ウォン、軽油58ウォン、LPGブタン20ウォンの値下げ効果が維持される。

政府は2021年11月、コロナ禍を背景に燃料税の時限的引き下げを始めて以降、延長を重ねてきた。ただ、為替や国際原油価格の変動が続いており、税率調整だけで体感負担を大きく軽減するのは難しいとの見方もある。最近はドル・ウォン相場が1400ウォン台後半で推移するなど、外部要因も国内油価を押し上げている。

こうした「体感高値」が続くなか、ドライバーの関心は節約術に向かう。特に祝日の帰省のように長距離運転が避けられない時期には、わずかな価格差も家計に響く。

まず基本となるのが、同じブランドでも地域や運営形態によって価格差がある点を踏まえ、「オピネット」で安いスタンドを事前に探すことだ。地域別や経路別に最安値を検索でき、移動前に比較検討できる。価格推移の情報も確認でき、給油のタイミング判断にも役立つ。

価格競争力があるとされる「アルトゥル給油所」の活用も一案である。公的機関が石油会社から共同購入した製品を販売する仕組みで、高速道路のサービスエリアや農協系スタンドなどでも展開しており、連休中の利用価値は高い。

日常的な燃費管理も重要だ。給油は燃料の膨張が比較的少ない早朝が有利とされ、燃料が完全に尽きる前に補給した方が効率的だ。車内の不要な荷物を50キロ減らせば、走行条件にもよるが燃費が1~2%向上する効果が見込める。ゴルフバッグやキャンプ用品など普段使わない荷物を降ろすだけでも、長距離移動時の給油費節約につながる。急加速を避ける「エコドライブ」も基本である。

(c)news1

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