2024 年 12月 4日 (水)
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9月の消費者物価5.6%↑…2ヵ月連続の上昇鈍化

ソウル市内のある大型マートで品物を選ぶ消費者©NEWSIS

韓国統計庁は5日、「9月消費者物価動向」を発表し、先月の消費者物価指数は108.93(2020年=100)で1年前より5.6%上昇し、上昇率は2カ月連続で5%台を記録した。工業製品や個人サービス、野菜類など農畜水産物の価格上昇が続いたものの、石油類価格の上昇幅が鈍化し、前月より物価上昇率が縮小した。

消費者物価上昇率は昨年10月(3.2%)、11月(3.8%)、12月(3.7%)、今年1月(3.6%)、2月(3.7%)まで5カ月連続3%台だった。しかし、3月(4.1%)と4月(4.8%)は4%台、5月(5.4%)は5%台に上昇し、6月(6.0%)と7月(6.3%)には6%台まで急騰した。8月(5.7%)には物価上昇率が7カ月ぶりに下がり、9月には前月より上昇幅がさらに縮小した。

消費者物価は季節的要因などを考慮し、主に前年同月と比較する。ただ、短期的な物価動向を知るため、前月(108.62)と比較した結果、0.3%上昇したことがわかった。前月と比べて8月の指標が21カ月ぶりに下落傾向を見せたが、先月再び上昇傾向に転換したわけだ。

購入頻度と支出比重が高い144品目を中心に体感物価を示す生活物価指数は前年より6.5%上昇した。魚、海産物、野菜、果物など気象条件や季節によって価格変動が大きい55品目の物価を反映する生鮮食品指数は、昨年同月比12.8%上昇した。

季節的要因や一時的衝撃による物価変動分を除いて、長期的な傾向を把握するために作成する農産物および石油類除外指数(根源物価)は1年前より4.5%上昇した。前月(4.4%)よりは上げ幅が小幅拡大した。

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